ニュース雑感ネタ
ビーエスシー林社長の5月12日のエントリーでも書かれていたが、グーグルが四つの新サービスを発表した。
NIKKEI NETのこの記事が詳しい→http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba000012052006
下記に簡単に紹介。
- Google Trends(グーグルトレンド):過去のGoogle検索結果を集計し、その単語が世間にどう興味を持たれているか推移が見られるツール。
- Google Co-op(グーグルコープ):検索に対するアプローチとして、ロボット以外に「各ジャンルの専門家」のおすすめサイトを紹介するもの。YahooやAll About対抗サービス。
- Google Notebook(グーグルノートブック):検索結果などの情報を、メモとして残せるサービス。メール送信して共有も可能。
- Google Desktop4(グーグルデスクトップ4):PC内の情報を検索する既存サービスのバージョンアップ版。
この中で住吉的に注目したのは、Google Notebook。以前「備忘録ネット」の話を書いたことがあるが、知り得た情報をどうメモして整理しておくか、今後求められそう。電車乗っているとき見た気になる社内吊り広告、テレビで見た行きたいお店、打合せ中にでた調べるべき単語など、忘れないように(その後効率的に使えるように)整理する必要がある。
広告に対してはICチップと携帯電話リーダー、テレビに関してはデジタル情報の相互受け渡し、単語に関しては・・・地味な入力か。
話をもどして、Google Notebookがどこまで情報を整理できるのか、試してみたいところ。Googleとしては、「検索された結果メモされたページは、さらに重要度を増す」というアプローチなんだろうけどね。
Google Trendsについても興味あり。4月5日に住吉がエントリーした「インターネット上でのブランド評価(風評・口コミ)測定ツール現状レポート」にもあるように、今旬なサービスだね。
もうサービスははじまっていて、日本語も通る→http://www.google.co.jp/trends
「中田英寿」「hidetoshi nakata」での検索結果
↓
http://www.google.co.jp/trends?q=%E4%B8%AD%E7%94%B0%E8%8B%B1%E5%AF%BF&ctab=0&geo=all&date=all
http://www.google.co.jp/trends?q=hidetoshi+nakata&ctab=0&geo=all&date=all
ヒデはオーストラリアで人気? など、おもしろいデータが取れる。複数単語を比較することもでき、↓のように「でもヒデはやっぱり日本語での検索が多い」ということがわかる。
ライバル同士、競合製品同士の比較の他「一般的にどう呼ばれているか」などの使い方ができるわけだ。
もっといろいろ書きたいが、今日はこの辺で。