[ニュース雑感]シリコンバレー通信「Googleのバーチャル図書館」

ニュース雑感ネタ

JASIPA定期交流会で講演をお願いしたこともある、シリコンバレー在住の山谷正己さん(Just Skill, Inc.)のメールマガジン「シリコンバレー通信2005-11-05」より引用。

Googleは,書籍のディジタル化を行い,Web上で掲載している。すなわち,バーチャル図書館を構築中である。同社は,これを Public Domain Works と呼んでいる。

さっそくアクセスしてみると、この新サービスは「Google Print」という名称が付いている(←名前はイマイチな印象)。

http://print.google.com/からアクセスして、たとえば「.net technology」と入力すると、http://print.google.com/print?ie=UTF-8&q=.net+technologyというように本の一覧が表示される。本をクリックすると、本文ページが表示される(検索ワードに
黄色地のマークも入る)。

索引から単語を引くより便利かも?

このサービス、「ウチの本を勝手にスキャニングするな!」と物議を醸し出しているようだが、Googleはデジタル化を続行している模様。

ちなみにどうやってデジタル化しているかというと、メカを使っているらしい。本を台の上に置いてスイッチ入れると、「自動的にページがめくられカメラがスキャン、最後のページまで繰り返す」という、メカメカした仕組み。この機械、世界で1台しかない(らしい)。

11/2のエントリーで書いたAmazonの「なか見!検索」(←こちらは名前変)との勝負も合わせて、注目だね(Google Printも購買リンクがある)。

紙メディアは、あとは新聞か。一般紙よりは専門誌が求められるかな。一般的なニュースはもう配信されているしね。

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