[ニュース雑感]INTENET Watch「Googleが紙の出版物への広告代理店業を開始、米国でベータサービス」

ニュース雑感ネタ

INTENET Watch「Googleが紙の出版物への広告代理店業を開始、米国でベータサービス」(2005/11/11 17:39)。引用&要約すると、

Googleは「Google Publication Ads」により、出版物の広告代理店業を開始。Googleが出版物の広告スペースを買い取り、広告主がその中から好きな出版物を選択し、出稿するという仕組み。

となる。簡単に言うと、「Google AdSenceの表示先を、紙媒体にも適用する」ということだ。

私感では、「Googleは、殺到する広告出稿に対し、Web以外でのアプローチも始めた。まずは出版物、その次はラジオ、そしてテレビ。その他、ニッチなメディアも含め、掲載メディアを拡大していく」という感じ。

広告主側は、Googleを窓口にすればよく、まずはWebで初期調査をした後、他メディアへの展開を行う。

メディア側は、どんなに小さな媒体でも(たとえば電柱でもあなたの家のドアでも人が目にするところすべて)、Googleに申し込めば、何かしらの広告が入る。それは、読者/視聴者にマッチングされたものであるので、顧客満足度は向上する。家のドアに顧客がいればだが。

課題は、Web以外のメディアで、費用対効果をどう測定するか。「どう伝えるか」というクリエイティブの効果測定をどう行うか、というところか。

これって、もはや「広告(広く・告げる)」じゃないよね。新しい単語作ってもいいかも。広告【AD:advertisement】に対して、【adjustable AD】。和名は「調告(調べて/調整して・告げる)」。なんてどうかな。

この「Google Publication Ads」、日本でのサービスするか未定らしいけど、紙の編集出身としてはぜひ関わってみたい。

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