[映画][東北]東京国際映画祭にて上映される映画「愛のゆくえ(仮)」(木村文洋監督作品)に注目!

映画&東北ネタ

注目映画情報。東京国際映画祭にて上映される映画「愛のゆくえ(仮)」(木村文洋監督作品)。

「地下鉄サリン事件」の平田信と17年間逃亡を続けた女性をテーマにした映画が、2012年12月1日上映を前に、10月22日(月)と10月25日(木)、東京国際映画祭に登場!

  • 10月22日(月)20:05~22:16(本編86分)
  • 10月25日(木)11:30~13:26(本編86分)

場所は、共に「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen3」(チケット料金¥1300税込、当日券¥1300税込)。

注目してほしいのは、青森県六ヶ所村核燃料再処理工場の問題をベースにしたヒューマンストーリー『へばの』の監督、木村文洋氏の新作ということ。34歳の若手気鋭の監督は、青森県弘前市出身! ついでに言うと、住吉の親戚だあ(弘前生まれの母親の親戚)。

映画「愛のゆくえ(仮)」公式サイトはこちら→http://teamjudas.lomo.jp/aikari.html

以下、公式サイトより引用。

もし、あの時に出会っていなかったら、わたしたちは、どう生きてきただろうか ― 1995年に起きたオウム真理教による「地下鉄サリン事件」は、世界中を震撼させ日本の安全神話を破壊した。その後も国内外では様々な事件・事故が続き、新たな世紀は混迷を極めた10年を終えた。そして2011年。東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が起こった年の最後の日、全国指名手配容疑者で元オウム真理教の幹部・平田信は出頭した。ともに逃亡を続けた女性との生活は17年にわたった。平田をかくまうために積み上げられた嘘。その嘘の集積で出来上がった部屋=世界には、逃亡犯である平田の現実を超えた2人の生活があったのではないだろうか。自分とは全く違う人間だと思っていた2人の日常をモチーフに、わたしたちの17年間をも思い起こさせる、限りある時間の愛の物語。

脚本・主演は、劇団「アンファンテリブル」などを主催する女優・劇作家・演出家の前川麻子(まえかわ・あさこ)。共演に劇団「tsumazuki no ishi」主宰の寺十吾(じつなし・さとる)。名実ともに演劇界屈指の二大俳優が映画で共演。監督は、青森県六ヶ所村核燃料再処理工場の問題を背景に人が生きることの覚悟を描いた『へばの』(09)により、ロッテルダム国際映画祭など国内外で大きな話題をよんだ木村文洋。エンディングテーマには、アン・ルイスの屈指の名曲『グッド・バイ・マイ・ラブ』(74)を、太陽肛門スパパーンの花咲政之輔が大胆にプログレッシブ・カヴァー、作品により一層の厚みを与えている。

↓予告編はこちら。

ぜひ観てね!

[ニュース雑感][映画]WIRED.jp2012年5月21日~『ブレードランナー』、女性主人公で続編制作へ

ニュース雑感&映画ネタ

WIRED.jp2012年5月21日~『ブレードランナー』、女性主人公で続編制作へより。以下引用。

公開30周年を迎えるSF映画の名作『ブレードランナー』。リドリー・スコット監督がその続編の指揮を執り、オリジナルで脚本を担当したハンプトン・ファンチャーと交渉中という話が舞い込んできた。5月17日に掲載された『The Daily Beast』のインタヴューでスコット監督は、「先週、『ブレードランナー』続編の初顔合わせを開始した」と語っている。(以下略)

うお、ついに来た『ブレードランナー』続編!

ブレードランナー、初見でその映像美にヤラれたのは30年前か。ヴァンゲリスの音楽もかっこよかったなあ。

しかし、リドリースコット監督、忙しすぎ。

『プロメテウス』(映画ファースト・エイリアンの冒頭で登場した巨人が出てくるスピンオフ作品)の次は『ザ・カウンセラー(原題)』、そしてその次が『ブレードランナー』続編とのこと。

まあ、気長に待ってようね。

[映画][東北]青森ロケの映画「明日に架ける愛」公開中!

映画&東北ネタ

お花見をすると、生まれ故郷の東北を思い出す住吉であった。ということで、東北ネタ~。

青森県各地で撮影された映画「明日に架ける愛」が公開中!

公式サイトはこちら→http://www.asukake.com/

日中友好40周年を記念して製作された日中合作ドラマ。青森と東京、北京を舞台に、東京でデザイナーとして働くシングルマザーが、つがる市に住む中国残留孤児の祖母や同じくデザイナーで幼なじみの中国人男性との交流を通して成長していく姿を描く。主演:市井沙耶香、アレックス・ルー。祖母役:八千草薫。

↓予告編はこちら。

弘前市でもロケしているね~岩木山マニアの方、必見ですぞ!(>母上殿)

[ニュース雑感][映画]WIRED.jp2012年1月6日~映画『ブレードランナー』絶版画集がネット公開

ニュース雑感&映画ネタ

WIRED.jp2012年1月6日~映画『ブレードランナー』絶版画集がネット公開より。以下引用。

1982年、映画『ブレードランナー』のフューチャー・ノワールな映像のために使われたプロダクション・デザインが、デビッド・スクロジー(David Scroggy)の編集で『Blade Runner Sketchbook』という本にまとめられた。現在はすでに絶版で、古本に何百ドルもの値が付くこの本が、現在、オンラインで公開されている。

↓こちらです。

この本は初めて見たなあ。ブレードランナー、思い出すね。

映画「ブレードランナー」のWikipediaはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC

ブレードランナー、学生時代に観て衝撃を受けた作品の一つ。美術/音楽を含めて繰り広げられるイメージは、今観ても古びることなく、素晴らしい出来。

記事で皆がコメントしているメイキング・オブ・ブレードランナー「Dangerous Days」はまだ未見なので、今度探してみよ~っと。

[社内][映画]T橋取締役が教えてくれた「2001年宇宙の旅」とピンク・フロイド「エコーズ」

社内&映画ネタ

昨日の宇宙戦艦ヤマトに続き、昭和40年代映像ネタ~。今日取り上げるのは、昭和43年公開の映画「2001年宇宙の旅」でございます。

住吉的には、「年越しの映画は2001年宇宙の旅」というのが定番であった(秋田県では12月31日深夜にこの映画が放映されていた)。

2001年宇宙の旅のWikipediaはこちら

T橋取締役に教えてもらった新情報はこちら!

公開直前のニューヨークでの試写では、最終的に使用された曲ではなく、全編にピンク・フロイドの曲を使用したものを上映したが、評判が良くなく元のクラシックに戻したと云う経緯がある。そのため、ピンク・フロイドの1971年のアルバム「おせっかい」に収録の24分に及ぶ大曲「エコーズ」を「木星そして無限の宇宙の彼方へ」のテロップが表示されたタイミングに合わせ再生すると、ラストシーンまで同期する。

↓この映像も愛を込めてペタリ。T橋取締役曰く「これを見てちょっと鳥肌が立っただよ」とのこと。


Pink Floyd "Echoes" – 2001: A Space Odyssey 投稿者 Eklecty-City

これスゲー! 昨日のパイロットフィルムもそうだけど、好きな作品の知られざる一面って面白いよね。

映画ナウシカにも、別の曲にシンクロしているシーンがあるというウワサがあるけど、誰か知ってる~?

[ニュース雑感][映画]WIRED.jp2011年6月29日~大野松雄 – 『鉄腕アトム』の音をつくった電子音の怪人&『アトムの足音が聞こえる』

ニュース雑感&映画ネタ

WIRED.jp2011年6月29日~大野松雄 – 『鉄腕アトム』の音をつくった電子音の怪人より。以下引用。

天才・手塚治虫のヴィジョンを、シンセサイザーなき時代に具現化したもうひとりの天才、大野松雄。この"音響の魔術師"をとらえたドキュメンタリー映画『アトムの足音が聞こえる』のなかで、大野は、自身をあざ笑うかのようにこう洩らす。「いろいろやったけど、ほとんど適当だった」。この言葉の意味するところは何だったのか、監督・冨永昌敬は思いを巡らせる……。

この映画、レイ・ハラカミも出てるし、面白そう。観に行こう! と思ったら、「ユーロスペース」での上映は終了していた・・・。次に観る機会は、と思い探したら、新しく出来た映画館「オーディトリウム渋谷」で、8月10日~19日に上映するとのこと。

↓映画『アトムの足音が聞こえる』予告編。

映画『アトムの足音が聞こえる』公式サイトはこちら(足音ピュコピュコ音が出ます)→
http://www.atom-ashioto.jp/index.html

何の業界でも、黎明期にゼロから作り上げるのはすごいよね。前例のないことへの挑戦、「未来の人型ロボットの足音」はどう想像するのであろうか。ちなみに、アトムの足音は「マリンバの音をテープレコーダーでスクラッチして作った」とのこと。

住吉が好きなのは、同じくアニメーションの効果音を作る「柏原満」氏の音。「宇宙戦艦ヤマト」の効果音は画期的だったよね。

ところで柏原氏インタビューで、「波動砲の音には動物の声を使った」というのを読んだ記憶があるのだが、Web検索しても出てこない・・・記憶違いであったか・・・。

[ニュース雑感][映画]WIRED.jp2011年6月22日~投票結果発表! WIRED大学 新・教養学部必読書 8[科学と創作](ニューロマンサー情報)

ニュース雑感&映画ネタ

祝! WIRED誌復刊! 復刊記念に、WIRED.jpから気になった記事を紹介~。

WIRED.jp2011年6月22日~投票結果発表! WIRED大学 新・教養学部必読書 8(科学と創作)より。以下引用。

創刊以来18年、時代の先端を走ってきた雑誌『WIRED』は、どんな考えに影響を受け、どんな視点から雑誌をつくってきたのか。第8回目は、「未来」を通じて、よりリアルな「現在」を獲得するために必須な図書を紹介。

↓第1位は「ニューロマンサー」! ウィリアム・ギブスン著、黒丸 尚訳、早川書房刊。

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
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ニューロマンサー、懐かしい! 1980年代のサイバーパンク・ムーブメントの元祖だね(1984年刊、日本では1986年刊)。1982年公開の映画「ブレードランナー」と共に、未来のイメージを変えた、衝撃の作品だった。サイバーパンクのカウンターとして、「スチームパンク」というジャンルも登場したりしてたなあ(笑)。

2位の「虐殺器官」伊藤計劃著は、未読だけど、佐藤取締役のおすすめらしい。今度読んでみよう。

ところで「ニューロマンサー」、映画作っているとのこと。以下はシネマトゥデイの記事。

SF小説の金字塔「ニューロマンサー」映画化をヴィンチェンゾ・ナタリが監督、東京で撮影も?

2012年制作開始とのこと。「星を継ぐもの」の漫画化もそうだけど、1970年代後半~1980年代前半のリバイバルが今後クル?

[ニュース雑感][映画]WIERD VISION2011年4月13日~『iPad 2』でメガネなし・リアルタイムの3D表示を実現

ニュース雑感ネタ

昨日紹介したiPad2ネタに続き、本日も取り上げよう。少し前の記事だけど、WIERD VISION2011年4月13日~『iPad 2』でメガネなし・リアルタイムの3D表示を実現より。以下引用。

米Apple社『iPad 2』(日本語版記事)などのタブレットで3D画像を実現するには、専用ディスプレーなどの特別な対応は必要がないことが分かった。フランスの研究チームが、『iPad 2』のフロントカメラを利用したディスプレーの3D化に成功したのだ。(以下略)

↓これも動画を見ると理解しやすい。

これ、以前住吉ブログでも取り上げた「Wiiリモコンで頭の位置を認識するVRシステム」と似ている! と思ったら、WIERD VISIONでもそこに言及していた。おお、あのVRシステムを作った面白おにいさん(Johnny Chung Lee氏)が、『Kinect』の開発に関わったのだね。

何となく納得!

[ニュース雑感][映画]WIERD VISION2011年4月15日~放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像:『100,000年後の安全』。コヤニスカッツィ

ニュース雑感&映画ネタ

WIERD VISION2011年4月15日~放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像:『100,000年後の安全』より。以下引用。

配給のUPLINKが元々今秋に公開を予定していたドキュメンタリー映画。福島第一原子力発電所の事故後、原発や放射能への関心と懸念の高まりを受け、急きょ4月2日に前倒しして緊急公開した。(略)日本と同様、原発推進国であるフィンランド。同国オルキルオトでは、地層処分という方法により、高レベル放射性廃棄物を貯蔵する世界初の地下施設の建設が始まった。この施設「オンカロ」(フィンランド語で「隠れた場所」という意味)は22世紀に完成し、一定量の廃棄物を受け入れた後に封印され、10万年間保持されるよう設計されている。オンカロの撮影を敢行したデンマーク出身のマイケル・マドセン監督は、関係者のインタビューを交えながら、この施設の意味と、未来の地球の安全を問いかける。(以下略)

映画「100,000年後の安全」公式サイトはこちら→http://www.uplink.co.jp/100000/

↓映画「100,000年後の安全」予告編はこちら。

うわ、この映画観に行きたい。住吉が東京で一人で初めて観た映画「コヤニスカッツィ」を思い出した。

コヤニスカッツィは、1982年製作のゴッドフリー・レジオ監督の映画(製作:フランシス・フォード・コッポラ)。ナレーションや台詞が一切無く、映像と音楽で「テクノロジーの進歩が人類に何をもたらすのか」を描いた作品。

「100,000年後の安全」の予告編を見ると、まずその映像に引きつけられた。監督・脚本は、マイケル・マドセン。音楽担当も気になるところ(クラフトワークの曲が使われているという情報有)。

「コヤニスカッツィ」は、フィリップ・グラスの音楽が秀逸で、印象的だった。1980年代、住吉が感じた空気感は、現代音楽を代表するフィリップ・グラスのミニマル・ミュージックをBGMに、バブルが膨らみながら、コヤニスカッツィ(1984年日本上映)の後に起きたチェルノブイリ原発事故(1986年)という、漠然とした不安感であった。

そして30年後の今、2010年代はフクシマ原発事故(2011年)で始まった。コヤニスカッツィの記憶が蘇る。

コヤニスカッツィという言葉は、アメリカ先住民族のホピ族の言葉で「バランス(平衡感)を失った世界」という意味。そう、今我々は、コヤニスカッツィの世界に居るのだ。我々は、このバランスを取り戻さなければいけない。

[東北][映画]映画「津軽百年食堂」が4月2日公開!

東北&映画ネタ

第27回津軽藩人会は、新型東北新幹線はやぶさデビューに合わせて3月5日開催!@新富町PAKA

に合わせて、津軽ネタをお届け。映画「津軽百年食堂」が、4月2日から公開開始!

公式サイトはこちら→http://www.tsugaru100-movie.com/

初代から四代目へ― 受け継がれてゆく津軽の味と魂。弘前城の桜まつりを舞台に、恋、家族、故郷、総ての思いが桜吹雪と共に舞い上がり、観る人すべての心を癒す―

↓予告編。話題の津軽弁も聞ける(笑)。

このお店のモデルの一つとなっているのが、三忠食堂。予告編見てたら、津軽そば食べたくなってきた~。「津軽そばって何?」という人は、下記記事も見てね!

2008年10月30日の記事:弘前で食べたもの・その1「三忠食堂(さんちゅうしょくどう)本店」で津軽そば&中華そば@青森・弘前市