[ニュース雑感]日本経済新聞15面「IT人材派遣料、4割上昇」

ニュース雑感ネタ

本日2月6日の日本経済新聞15面より。「IT人材派遣料、4割上昇」。以下引用。

ソフト開発急増で技術者不足。IT人材派遣料、4割上昇。スタッフサービス、未経験者に技能研修。IT分野の人材派遣料金が前年同期比四割高となるなど、一段と上昇している。(以下略)。

日本経済新聞によると「背景は組込ソフトの需要が膨らんでいるから」とあるが、JASIPA内の案件情報を見ると、確かに組込系もあるが、それ以外にも基幹系/セキュリティ系/ネットワーク構築系/Webアプリケーション系が多い感じがする。ジョルスでは現在、「Webアプリケーション開発」が花盛りだ。自社開発したブログなどのコアモジュールを使って、かなり大がかりなWebサイトを構築したりしている。

話をもどして、少し意外だったのが、紙面に掲載されていた下記料金表(首都圏、人材派遣会社の時給)。

ITエンジニア(経験3年程度のSEなど) 1年前3,000~4,500円 現在4,500~6,000円
ITエンジニア(経験10年程度の高度な知識・技能保有者) 比較できず 現在9,400円程度まで

思ったより価格上昇は進んでいるようだ。どこも人材不足だしね・・・。ジョルスも、求人で新しいアプローチをする予定。

[ニュース雑感][渋谷]渋谷~池袋間新線の名称決定「副都心線」

ニュース雑感&渋谷ネタ

おなじみ「シブヤ経済新聞」より。以下引用。

東京メトロは1月24日、2008年6月に開業予定の地下鉄13号線の名称を「副都心線(ふくとしんせん)」に決定したと発表した。(略)渋谷区渋谷2丁目に安藤忠雄さん設計監修のもと建設される新渋谷駅の名称は「渋谷」駅に決まった。

記事URL→http://www.shibukei.com/headline/4004/index.html

今年開業予定だと思っていたけど、来年の6月なんだね。待ち遠しい。渋谷始発で、池袋以北の「東武東上線」「西武池袋線」に乗り入れするからしばらくは便利そう。2012年度目標で、東急東横線と接続するとのこと。そうなるとちょっと混み合いそうかな~。

少し調べてみたら、池袋以北は、小竹向原駅で東武東上線と西武池袋線に分岐するようだ。

東急電鉄の公式ニュース→http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/hot/0412rinnji/rinnji2_1.html

新渋谷駅、どんな内容になるか楽しみ。ウワサでは(あくまでもウワサですよ)、シネマコンプレックスとして新東急文化会館も予定されているらしい。ぜひ「プラネタリウム機能」と「温泉機能」を装備してほしい!

余談だが、新宿って「副都心」→「新都心」になったのでは? 副都心線っていうネーミングも、「副かよ」というところがイマイチ。まあ慣れるんだろうけどね。

[ニュース雑感]Windows Vistaも含めてIE7のシェアが増えている

ニュース雑感ネタ

昨日1月30日深夜より、Windows Vista発売。最近、ジョルスはマイクロソフト日本法人のプロモーション系の仕事もしているが、それに絡めて「IE7のシェアが増えている」ニュース雑感をエントリー。

上記を見ると、IE7のシェアはアメリカで17.75%、イギリスは28.33%。VistaにはIE7標準搭載であるし、今後世界でのIE7のシェアが高まるのは間違いないだろう。

ブラウザ別シェアは、

  1. Microsoft IE 85.81%
  2. Mozilla Firefox 11.69%
  3. Apple Safari 1.64%
  4. Opera 0.58%
  5. Netscape 0.13%

とのこと(OneStart.comより)

ふーん、Safariはもっとシェアあるような感じだったけど、意外に少ない(世界シェアだからだろうが)。最近、動作検証するとSafariがネックになることあるんだよね・・・。

住吉も先日IE7にしたが、4年前に購入したレベルのマシンでは「重い・・・」。その反面「タブとRSSリーダー機能」は便利。やっぱりマシンパワー強化しないといけないかな・・・。余談気味だが、IE7になって期待したことに「Webページのタイトル(タイトルタグ)をコピーできるようにならないか」ということがある。ブログ書いていると特にそう思うのだが「何故そのページの一番重要な記述であるタイトルが、クリップボードに入れられないのか!」と不便に感じてしまう(しょうがないからソース表示してタイトルタグをコピーしている)。IE7になってもその機能は見あたらない、残念。

ネット検索した「Webページのタイトルをクリップボードに入れる方法」→http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/20061012/title(お気に入りに追加、機能を使うのかよ!)

話を戻して、ブラウザ別のIEシェアは、今後どうなるかはわからない。「重い」「OSなど環境を選ぶ」ということから、FireFoxに流れる可能性もあるからね。当然マイクロソフトも対策してくるだろうけど、Webサービスをしているジョルスとしては、ブラウザシェアには今後も注目していきたい。

[ニュース雑感]日経産業新聞7面「マイクロソフト 画面作成の新ソフト」Expression Studio

ニュース雑感ネタ

日経産業新聞7面より。下記引用。

マイクロソフト 画面作成の新ソフト発表。「エクスプレッション・スタジオ」は、ビスタと同じ外観や使い勝手の画面を作成できる。アドビシステムズに対抗。

Expression Studio(エクスプレッション・スタジオ)は、下記四つにカテゴライズされる。

  • Expression Web(エクスプレッション・ウェブ):FrontPageの後継となる、XHTML/CSS準拠に注力したWebサイト構築ツール。デザイナーと技術者の画面設計共有機能も併せ持つ
  • Expression Blend(エクスプレッション・ブレンド):Vistaで実装された「Windows Presentation Foundation(WPF)」に対応する3D/リッチUIを作成できるツール
  • Expression Design(エクスプレッション・デザイン):Expression Blendで利用する素材を作成するベクトル/ペイントツール(ペイント機能はβ版よりかなり縮小された模様)
  • Expression Media(エクスプレッション・メディア):多数のファイル形式に対応したコンテンツ管理ツール

Expression Webは2月16日発売、その他は7月~9月発売予定。価格はオープン(予想価格37,8000円、優待割引価格11,800円)。

Google検索してみたけど、各メディアで多少混乱気味か?「Expression StudioはFlashキラー製品」「Expression Designは線画作成ツール」など。

マイクロソフト公式リリース(一部評価版/β版がダウンロードできる)→http://www.microsoft.com/japan/products/expression/default.mspx

ジョルスのデザイナー環境は、現在の業界標準と言われる

  • Adobe Photoshop(ペイント系ツール)
  • Adobe Illustrator(ベクトル系ツール)
  • Adobe Dreamweaver(Webオーサリングツール、元マクロメディア製品)
  • Adobe Flash(リッチUIオーサリングツール、元マクロメディア製品)

を採用している。

昨年、アドビシステムズがマクロメディアを買収して、このジャンルはアドビシステムズ一人勝ち状態になっている。マイクロソフトはこの状況に風穴を開けることができるか? マイクロソフトの「2009年までにシェア40%を目指す」という発言が実現するかは、技術者とデザイナーの架橋の出来具合だろう。

実際、技術者とデザイナーの間にはストレスが発生しているのは事実だし、その解決にビジネスがあると思う。


2007年1月20日、Expression Web/Expression Blend/Expression Design/Expression Mediaの紹介文を一部修正。

[ニュース雑感]日本経済新聞1面「ネットと文明・仮想vs現実」セカンドライフ

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久しぶりのニュース雑感ネタ。昨日12月26日の日本経済新聞1面を読んでいたら「吹いて」しまったので、エントリー。

ここしばらく「ネットと文明」の連載が続いているが、第8部は「仮想vs現実」がテーマ。米国で旬の「セカンドライフ(Second Life)」を取り上げている。

セカンドライフとは、ネットで3Dアバター(分身)を操り、バーチャルな世界を楽しめるもの。米Linden Lab社が運用していて、12月には200万人突破したとのこと。通貨もあり、「より現実に近い、活動できるSNS」とでも言うべきか。

「セカンドライフ」のWikipediaはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/Second_Life

ビジネスとしても活用されていて、日経新聞の記事によるとIBMやサン・マイクロシステムズは新事業記者会見を、セカンドライフ内でも行なっているらしい(大手企業はセカンドライフ内に「島」を持っていたりする)。

以下、その様子を引用。

サン・マイクロシステムズはゲーム内の「サン島」だけで記者会見を開いたので、取材班は参加した。まず分身を設定し、会見場にたどりついた。いすに座って待つと、サン幹部の分身が登場。だが周りを見ると、いすに座るパソコン操作がわからずウロウロする分身もいる。間違って「ワープボタン」を押してしまった記者の分身は突然、空へ飛んでいった……。

爆笑。日経新聞で爆笑したのは久しぶり(笑)。

この「3Dアバターを使って仮想空間でコミュニケーションを楽しむ」というアイデア自体は、パソコン通信時代からあったけど(富士通がFM TOWNSでやっていたり)、ようやく花開いた、という感じか。来春から日本語版サービスが始まるとのこと。さっそく参加してみたい。

[ニュース雑感]W-ZERO3新モデル発表

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昨日の6月7日、W-ZERO3新モデルが発表された。

公式サイトでのリリース→http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2006/06/06/index.html

仕事でもお世話になっているW-ZERO3。毎日コミュニケーションズの書籍エンターブレインのムックをジョルスで手がけたのだが、今回の新モデルでボリュームある記事作成するのは、ちょっと物足りないかな~。ベクトル的には、b to cよりb to b向けマーケットを狙ったモデルのようだし。

インプレスの「BroadBand Watch」の記事によると、ウィルコムでは違ったマーケット向けの発表をいくつか用意しているとのこと。楽しみにしておこう。


6月9日追記。発表は6月6日でした。

[ニュース雑感]シリコンバレー通信6月3日版・「全米大学生人気就職先」

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ジャストスキル山谷社長の発行する「シリコンバレー通信」6月3日版に、アメリカの「大学生の就職先人気投票」の結果が掲載されていた。下記が、その結果(引用)。

  1. Walt Disney
  2. Google
  3. US State Department(米国・国務省)
  4. FBI
  5. CIA
  6. Microsoft
  7. Apple Computer

エンターテインメント企業、ネット企業の次に、続々と公的機関が並ぶのには驚き。

一方、日本では日経ナビによると、下記のような結果に(引用)。

  1. サントリー
  2. 全日本空輸(ANA)
  3. トヨタ自動車
  4. 資生堂
  5. JTB
  6. 松下電器産業
  7. 三菱東京UFJ銀行
  8. JAL(日本航空)&みずほフィナンシャルグループ(同数8位)

最近、金融系は人気復活しているみたいだね(決算見てもわかるけど)。公務員系はまったく見あたらず、ネット系・IT系は人気下落気味。

学生に対するアドバイスは、「近視眼的に判断しないこと」かな。住吉は就職経験ありませんが(笑)

[ニュース雑感]グーグル、新サービスを発表(Google Trandsで遊ぶ続報)

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昨日のエントリーの続き。

「Google Trends(グーグルトレンド)」で遊んでみた。→http://www.google.co.jp/trends

ちょっと乱暴な設定だけど、下記レポート。

  • 設問その1「日本では、blogとブログ、どちらで表記するか」→答は「ブログ」。2004年まではblogが多かったが、2005年以降、日本人は「ブログ」で検索する人が多くなった。
  • 設問3「サッカー日本代表で住吉が期待する新中盤、中小中小カルテット、2006年人気No.1は?」→答は「中田英寿」。小笠原は人気薄。

おもしろいな~。

[ニュース雑感]グーグル、新サービスを発表

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ビーエスシー林社長の5月12日のエントリーでも書かれていたが、グーグルが四つの新サービスを発表した。

NIKKEI NETのこの記事が詳しい→http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba000012052006

下記に簡単に紹介。

  • Google Trends(グーグルトレンド):過去のGoogle検索結果を集計し、その単語が世間にどう興味を持たれているか推移が見られるツール。
  • Google Co-op(グーグルコープ):検索に対するアプローチとして、ロボット以外に「各ジャンルの専門家」のおすすめサイトを紹介するもの。YahooやAll About対抗サービス。
  • Google Notebook(グーグルノートブック):検索結果などの情報を、メモとして残せるサービス。メール送信して共有も可能。
  • Google Desktop4(グーグルデスクトップ4):PC内の情報を検索する既存サービスのバージョンアップ版。

この中で住吉的に注目したのは、Google Notebook。以前「備忘録ネット」の話を書いたことがあるが、知り得た情報をどうメモして整理しておくか、今後求められそう。電車乗っているとき見た気になる社内吊り広告、テレビで見た行きたいお店、打合せ中にでた調べるべき単語など、忘れないように(その後効率的に使えるように)整理する必要がある。

広告に対してはICチップと携帯電話リーダー、テレビに関してはデジタル情報の相互受け渡し、単語に関しては・・・地味な入力か。

話をもどして、Google Notebookがどこまで情報を整理できるのか、試してみたいところ。Googleとしては、「検索された結果メモされたページは、さらに重要度を増す」というアプローチなんだろうけどね。

Google Trendsについても興味あり。4月5日に住吉がエントリーした「インターネット上でのブランド評価(風評・口コミ)測定ツール現状レポート」にもあるように、今旬なサービスだね。

もうサービスははじまっていて、日本語も通る→http://www.google.co.jp/trends

「中田英寿」「hidetoshi nakata」での検索結果

http://www.google.co.jp/trends?q=%E4%B8%AD%E7%94%B0%E8%8B%B1%E5%AF%BF&ctab=0&geo=all&date=all
http://www.google.co.jp/trends?q=hidetoshi+nakata&ctab=0&geo=all&date=all

ヒデはオーストラリアで人気? など、おもしろいデータが取れる。複数単語を比較することもでき、↓のように「でもヒデはやっぱり日本語での検索が多い」ということがわかる。

http://www.google.co.jp/trends?q=%E4%B8%AD%E7%94%B0%E8%8B%B1%E5%AF%BF%2Chidetoshi+nakata&ctab=0&geo=all&date=all

ライバル同士、競合製品同士の比較の他「一般的にどう呼ばれているか」などの使い方ができるわけだ。

もっといろいろ書きたいが、今日はこの辺で。

[ニュース雑感]シリコンバレー通信2006-04-10「サンフランシスコ市全域の無料&無線LAN」

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山谷さんのメールマガジン「シリコンバレー通信」2006-04-10によると、San Francisco WiFi(無線LAN)プロジェクトの落札結果が出たらしい。引用すると、

同市全域にWiFiを張り巡らせるプロジェクト、数社が入札、GoogleとEarthLinkが落札。市内1500ヶ所にWiFiトランスミッタを設置。月額利用料金は低速通信は無料、高速通信は$20。

とのこと。うーん、ユビキタスですな。無料で使えるところもGoogleらしくGood。日本でもどこかが始めそう。広域のWiMAX使えば簡単だよね。3年後には実現してるかな?