[映画]ようやく観た「メメント」は、実は住吉向けであった

映画ネタ

「映画メメント、面白いよ~」とおすすめされて、早数年。最近「晩酌が終わってから録画した映画を観る」というスタイルの住吉は、メメント観始めると、いつも途中で寝てしまう(笑)。

黄金週間、帰省しなかったので、その時間を利用して「よし、気合い入れて観るぞ」と、飲まずに視聴開始~。以下、Wikiよりあらすじ引用

ある日、主人公・レナードの妻が、自宅に押し入った何者かに強姦され、殺害されてしまう。レナードは現場にいた犯人の一人を銃で撃ち殺すが、犯人の仲間に突き飛ばされそのときの外傷で、10分間しか記憶が保てない前向性健忘になってしまう。復讐の為、犯人探しを始めたレナードは、自身のハンデをメモをする事によって克服し、目的を果たそうとする。出会った人物や訪れた場所はポラロイドカメラで撮影、写真にはメモを書き添え、重要な事は自分の体に刺青を彫り込んだ。しかし、それでもなお、目まぐるしく変化する周囲の環境には対応し切れず、困惑し、疑心暗鬼にかられていく。果たして本当に信用出来る人物は誰なのか。真実とは一体何なのか。

いや、これ面白いですわ。

「バンテージ・ポイント」観たときも書いたけど、ストーリーが普通でも、構成により映画としてすごい仕上がりになっている。ラストシーンから始まりへと、時間軸を逆に構成しているところがミソだね。

どうりで酔っぱらった住吉の脳が付いて行けないわけだ(笑)。

酔うと記憶が分断されることがあるけれど、ある意味観ているだけで酔っぱらえそうな映画メメント、傑作!

[ニュース雑感][映画]WIRED VISON2008年11月10日~映画『ブロークン』:カプグラ症候群、内臓逆位、鏡像の恐怖…

ニュース雑感&映画ネタ

WIRED VISON2008年11月10日~映画『ブロークン』:カプグラ症候群、内臓逆位、鏡像の恐怖…より。以下気になった部分を引用。

エリス監督は、カプグラ症候群を文字通りキーワードとして映画の中に取り込んでいますが、おそらく上に挙げた「鏡像誤認」や「自己像幻視」(ドッペルゲンガー)のような類似性のある症状についても考慮し、プロットに活用したはず。こうした分野に興味のある人なら、『ブロークン』を一層面白く鑑賞できると思います。

うーん、名作を感じさせるレビューだね。これは観に行かないと! たぶん押井守好きにはたまらない内容かと。

映画『ブロークン』の情報はこちら。東京では、新宿のテアトルタイムズスクエアのみの上映。

[漫画・アニメ][映画]押井守の新作は「宮本武蔵―双剣に馳せる夢―」、剣豪ブーム

漫画・アニメ&映画ネタ

押井守の新作、発表されましたな~。以下、マイコミジャーナルより引用

押井守が原案・脚本を担当し、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』を制作した押井組のメンバーが結集して製作されるアニメーション映画『宮本武蔵―双剣に馳せる夢―』が発表された。

住吉個人としては、押井守ということもあり、大きく期待したいところ。2年前に「空前の剣豪ブームがやってくると予想したのが、押井組で実現するとは! と、これは言い過ぎか(笑)。

来年の夏が楽しみっす。

[漫画・アニメ][映画]あの名作漫画「カイジ」が実写映画化、群馬県太田市でエキストラ募集

漫画・アニメ&映画ネタ

30年後も読み続けられるであろう、名作漫画「カイジ」(福本伸行著)が実写映画化するとのこと。以下ネタ元より引用。

この度、講談社ヤングマガジン刊行の原作漫画『カイジ』が日本テレビ制作で映画化されることになりました。公開は東宝系で2009年夏の予定です。監督は日本テレビ系列ドラマ『ごくせん』のディレクター佐藤東弥監督、主演のカイジ役は「DETH NOTE」の夜神月役の“藤原竜也”さんです。撮影シーンの内容は主役のカイジがエスポワールという船の一室で行われているゲーム(限定ジャンケン)を戦っているという場面です。エキストラの皆さんはカイジと共に限定ジャンケンに参加しているプレイヤーとして出演してもらいます。

ネタ元のわたらせフィルムコミッションの募集告知はこちら(現在掲載されていない)。

うわー、また主演が藤原竜也か・・・映画「DETH NOTE」で激しくがっかりしたのだが。丸顔のキラとカイジは、ないよね。

でも、群馬県太田市で撮影するエキストラには興味あり。ネットでも

後ろで「ざわ・・ざわ・・」言うだけの簡単なお仕事です。

とネタにされているけど(笑)、いかがですか太田市に本社がある岩崎社長?


カイジネタでもうヒトコト。

「一番おいしそうな描写をする飲食シーンはどの漫画?」という問いがあったら、数あるグルメ漫画を押しのけ、住吉は「地下チンチロ編でペリカを使いまくってビールとつまみを飲み食いするカイジ」に力強く一票。1

キンキンに冷えてやがるっ・・・! あ、ありがてえっ・・・! ペシッ・・・(開蓋)シュワ・・・シュワ・・・シュワ(泡音) うっ・・・! グッ・・・(始飲)シュワシュワシュワ(染音)涙が出るっ・・・! かぁ~っ!

以上、約7秒のシーンに3ページかける福本伸行、最高。

[映画][漫画・アニメ]鑑賞翌日、余韻が響く「スカイ・クロラ」

映画&漫画・アニメネタ

昨日ようやく観た、押井守監督最新作「スカイ・クロラ」。

スカイ・クロラ公式サイトはこちら→http://sky.crawlers.jp/

パンフレットより引用。

“もう一度、生まれてきたいと思う?” 完全な平和が実現した世界で、大人たちが作った「ショーとしての戦争」。そこで戦い、生きることを決められた、子供たちがいる。思春期の姿のまま永遠に生きる彼らを、人々は《キルドレ》と呼んだ。空と地表の境で繰り返される、終わらない、愛と生と死の物語。

「押井守マニアが激怒した」というウワサもあったのでチト不安でもあったが・・・これはヨイですよ。

地味で、暗く、やりきれないところに「少しだけ希望が見える」物語。住吉的なシンクロニシティでは、先日読んだ松本剛「甘い水」に近いものを感じた。

昨日の観賞後、一夜明。今朝、夢から覚めて現実に戻ると、まず思い出したのが、スカイ・クロラの空の光景。「君は生きろ、何かを変えられるまで・・・」の台詞。

この世界は続いている。

ストイック&エモーショナル。押井守の描く新たなイメージ、余韻響く。名作。

[映画]「バンテージ・ポイント」は傑作+最近TVで観た「それでも僕はやってない」「バブルへGO!!」

映画

久しぶりの映画館。というか、今年はじめてか(笑)。

映画「バンテージ・ポイント」を観てきやした!

「バンテージ・ポイント」オフィシャルWebサイトはこちら。

オフィシャルWebサイトから一部引用。

八つの視点から描かれる大統領狙撃事件、そして真相究明に向かう、一人のシークレットサービス

シークレットサービスのトーマス・パーンズは、スペインのサラマンカで開催される、テロ撲滅の国際サミットに出席するアシュトン米大統領の警護に当たっていた。大群衆を前に、広場でまさに挨拶をしようとした瞬間、大統領は何者かに狙撃される-。パニック状態に陥った広場で、狙撃の瞬間を目撃したのは、国籍、職業、性別、すべてが異なる8人。しかし、彼らが実際に見たものはそれぞれの立場、場所によってくい違っていた。果たして、全ての視点の先にはどんな真実が隠されているのか?

いやー、今年一発目のこの映画、当たりっす。おもしろいわー、これ。

最近は「あの売れまくりの小説が映画に!」「大ヒット漫画ついに映画化」っていうのが多いけど、バンテージ・ポイントは「まさに映画で見るからこそ面白い作品」。

漫画のまんま話が進むだけなら映画にする必要あんまないし、シナリオいい映画観たいなら小説読めばいいじゃん。やっぱり映画は、イメージが脳に焼き付くものじゃないとね。

この映画、ストーリーだけ見ると、単なる凡作。「時間軸」「8つの視点」という切り口で絶妙に構成作ったとことが、この映画を傑作にしたわけだ。

「また住吉の好きな訳ワカンナイ(押井守みたいな)映画でしょ」という声が聞こえそうだが(笑)、バンテージ・ポイントはわかりやすい映画だよ~。おすすめっす。

●おまけ

HDDレコーダに録画していた映画を連日観る機会があったので、ちょっとコメント。

  • 「それでも僕はやってない」地味だがおもしろい。周防正行監督の作品、観てなかったけど、他も観てみよ。
  • 「バブルへGO!!」なんじゃこりゃ。速攻HDDから消した。バブル時代の再現シーンはちょっとだけ面白かったが、「タイムトラベルをなめるな!(bySFファン)」という感じ。アイデアも何もかも薄っぺらい。

[映画]23年ぶりに観た「2001年宇宙の旅」に感心

映画ネタ

久しぶりに「2001年宇宙の旅」を観る。最後に観たのが、大学受験のお正月だから、実に23年ぶりか~。

久しぶりに観た感想は、一言だと「すばらしい」。酒をチビチビ飲みながら観るのが、またいい(笑)。

映画「2001年宇宙の旅」のWikipediaはこちら

映画自体は、1968年に公開されたものだが、そのテーマ/美術/表現など、全く古ぼけたイメージはない。ストイックでシンメトリーな描写がたまらない。

Wikipediaの記述で初めて知ったけど、宇宙空間のピントずれをなくすため、露出を高める工夫がされたらしい。その他ウンチクが満載されているので、ぜひ読んでみるべし。キューブリック監督のこだわり具合を知ることができる。

「ツァラトゥストラはかく語りき」が有名だが、住吉的には「美しく青きドナウ」の調べと共に描かれる宇宙空間がグっときた。

あと、再見で気づいたのは、HAL9000の声優(ダグラスレイン)が非常にイイ味を出しているということ。無機質な中に感情の芽生えを感じさせる、いい演技している。

HAL9000の歌(Daisy)が公開されていたのを発見したので、リンク貼っておこう→http://www.palantir.net/2001/tma1/wav/daisy.wav(音出ます)


2007年5月28日、映画マニア社員より「公開年は1969年ではなく1968年」と指摘あり。修正しました。

[映画][社内]観たい映画、ヤン・シュヴァンクマイエル の「ルナシー」

映画&社内ネタ

本日、企画営業部会をパワーランチ(笑)で実施後、帰り道で映画マニアの社員より「ヤン・シュヴァンクマイエルの新作がはじまりますよ」と教えてもらう。

長編新作「ルナシー」の(たぶん)公式Webサイト→http://www.a-a-agallery.org/event/lunacy/

おお、これは観てみたい。チェコ出身の映像作家ヤン・シュヴァンクマイエルは、昔友人(社員の姉)に勧められて短編アニメーションみたけど、すごい面白かった。この映画がよかったら、他の長編も観てみよう。

ヤン・シュヴァンクマイエルのWikipediaはこちら

余談だが、映画マニア社員の第一声は「絶対観逃せないのは『プレスリーVSミイラ男』!」。

公式Webサイト(音出ます)→http://www.presley-miira.com/

本当に闘っているらしい(笑)。雑誌「Z(ジィ)」といい、高齢化社会だね~。

[映画][音楽]レンタルDVDで「カスタムメイド10.30」を観た

映画&音楽ネタ

TSUTAYAが週末半額キャンペーンをしていたので、DVDをレンタル。

「カスタムメイド10.30」公式Webサイト→http://www.cm1030.jp/

キャッチコピーは、「奥田民生・伝説のライブ10.30から生まれた、音楽青春映画!」。

音楽青春映画、かどうかは疑問が残るが(意味不明な演出多数)、木村カエラの歌ははじめて聴いた。予想以上にうまい。アルバム聴いてみようかな、と思うほど。

でも、やはり中心は民生の歌かな~。「もっと聴かせろ!」という感じ。

そんなわけで、結論はつぎのようになる。

「ライブビデオのほうがいいかも」

[映画][漫画・アニメ]映画デスノート前編を観に行ってしまったが

映画&漫画・アニメネタ

漫画デスノートの最終回にすっかり絶望していたので、映画デスノートを観る予定はなかったのだが、友人より誘われ、総勢4名で前編を観に行く。

映画デスノート公式サイト→http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/

観た感想は、「こんなもんだろ」という程度。

「スマートだと思った月(ライト)が、丸顔のデ…」と言いかけて、女性組ににらまそうになったので口を閉ざす。ワタリ役の藤村俊二のみイメージ通り。

←デスノートを手に入れ冷酷な笑いを浮かべる友人。ではなく、映画のパンフレットですね。