[ニュース雑感]TechWave2012年02月08日~「評価経済社会」への移行期における併存する価値観と、議論することの不毛さ【湯川】

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先週の記事だけど、TechWave2012年02月08日~「評価経済社会」への移行期における併存する価値観と、議論することの不毛さ【湯川】が非常に良い記事だったので紹介。以下引用。

情報化社会になれば人々を動かす力、社会を動かす力が変化する、という考え方がある。簡単に言ってしまえば、これまでは金銭がモノを言う社会だったが、これからは金銭よりも共感がモノを言う社会になり、多くの人がお金持ちを目指すのではなく、評価される人、信頼される人を目指すようになる、という予測だ。(以下略)

うーん、この考え面白い。

現在、「貨幣経済社会」から「評価経済社会」への移行期間にあり、その兆しがTwitterやFacebookのフォロー数、友達人数に見られる、ということだ。

住吉は以前から「その人が固有で持つ情報が、世界の誰かの(たとえニッチでも)役に立ち、ネット社会が仲介する」と考えていたけど、そこに「評価が貨幣を凌駕する」というパラダイムシフトまでは想像していなかったなあ。

どちらにしろ、この記事は必読。おすすめ。

[ニュース雑感]日本経済新聞2012年2月2日~ネット歌姫「初音ミク」世界へ グーグルもCM起用

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日本経済新聞2012年2月2日~ネット歌姫「初音ミク」世界へ グーグルもCM起用より。以下引用。

「初音(はつね)ミク」という名前のネット発の“アイドル”が、若い世代の支持を集めている。中心はテレビより動画共有サイトを好む10~20代の若者。初音ミクはパソコンで歌声を合成するソフトで、今では1万人以上の個人が曲を作って公開する。日本のネットから火が付いて世界に人気が広がり、グーグルやトヨタなどもCMに活用し始めた。(以下略)

初音ミクの世界デビューが、日本経済新聞の記事になるとは。感無量(笑)。

初音ミクのWikipediaはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF

住吉ブログでは、2007年10月17日に「今ごろですが、初音ミクがスゲエ」と紹介していた。

←その後、仕事としてミク本を作ったりもしたり(笑)。

権利許諾を明確化してグローバル展開するビジネス、これからも増えていきそうだね。マイクロソフトのキャラクター「クラウディア・窓辺」はもちろん、キャラクター以外にも適用できそう。注目!

[JASIPA][ニュース雑感]日本経済新聞2012年1月26日~交友抄「青春の通学電車」(田中厚夫=東洋鋼鈑社長)に冲中さん登場!

JASIPA&ニュース雑感ネタ

連日のJASIPAネタ!

本日の日本経済新聞2012年1月26日~交友抄「青春の通学電車」(田中厚夫=東洋鋼鈑社長)に、JASIPA特別顧問の冲中一郎さんが登場している!

←こんな感じで掲載されている(写真は小さ目)。文化面記事「私の履歴書」の下に配置されているコラムが「交友抄」だ。

この記事より、少し引用。

今でも40年以上前の風景を鮮やかに描き出してくれる友人がいる。一緒に兵庫県立姫路西高校を卒業した日本システムディベロップメント(現NSD)前社長の冲中一郎君だ。(以下略)

うわ、さすが同級生。君づけだあ(笑)。

内容としては、「姫路西高校同窓会で集まると、話題の最後はいつも冲中さんが語る通学電車の思い出話となる。その話を聞いているうちに、電車で見かけた人への淡い恋心など、古い記憶が鮮明に蘇る」というものだ。

う~ん、いい話だね・・・。

電車の通学、何かあこがれるなあ。住吉の能代高校時代の通学は、オール自転車(約5km)。真冬の大雪でも自転車という、どちらかというと辛い思い出だ(苦笑)。

交友抄のWikipediaはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%81%8A%E6%8A%84

交遊抄(こうゆうしょう)は日本経済新聞の平日の朝刊、最終面の文化面に掲載中のコラムである。日本を代表する各界の著名人が登場し、その著名人と親交が深い人物との交遊録や随想を紹介する読み物(以下略)。

冲中さんのブログでも紹介されているので、併せて読んでね→http://blog.jolls.jp/jasipa/nsd/entry/7220

[ニュース雑感][仕事]日本経済新聞2012/1/20 23:00~米アップル、iPad向け電子書籍閲覧アプリを提供(iBooks2とiBooks Author)

ニュース雑感&仕事ネタ

日本経済新聞2012/1/20 23:00~米アップル、iPad向け電子書籍閲覧アプリを提供(iBooks2とiBooks Author)より。以下引用。

米Apple(アップル)は現地時間2012年1月19日、iPad向けの電子書籍閲覧アプリケーション「iBooks 2 for iPad」の提供を開始した。また、インタラクティブなiPad向け電子書籍を作成するためのオーサリングツール「iBooks Author」もリリースした。

おお、ついに出たね「iBooks 2 for iPad」と「iBooks Author」。

iPhone/iPadでの標準電子書籍ビューア「iBooks」、ジョルスではすでに何十冊も作成した実績がある。ePub形式で作成しつつ、少しクセがあるところを手直ししたり、ビデオタグやJavaScriptを埋め込んで作業していたのだ。

これが、オーサリングツール「iBooks Author」の登場で、かなり楽になりそうだね。

「iBooks 2 for iPad」「iBooks Author」、共に無料。さっそくオーサリングを・・・と思ったら、「iBooks Author」はMac用アプリだった。Mac、社内で余っていたかな・・・。

[ニュース雑感][映画]WIRED.jp2012年1月6日~映画『ブレードランナー』絶版画集がネット公開

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WIRED.jp2012年1月6日~映画『ブレードランナー』絶版画集がネット公開より。以下引用。

1982年、映画『ブレードランナー』のフューチャー・ノワールな映像のために使われたプロダクション・デザインが、デビッド・スクロジー(David Scroggy)の編集で『Blade Runner Sketchbook』という本にまとめられた。現在はすでに絶版で、古本に何百ドルもの値が付くこの本が、現在、オンラインで公開されている。

↓こちらです。

この本は初めて見たなあ。ブレードランナー、思い出すね。

映画「ブレードランナー」のWikipediaはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC

ブレードランナー、学生時代に観て衝撃を受けた作品の一つ。美術/音楽を含めて繰り広げられるイメージは、今観ても古びることなく、素晴らしい出来。

記事で皆がコメントしているメイキング・オブ・ブレードランナー「Dangerous Days」はまだ未見なので、今度探してみよ~っと。

[ニュース雑感]【大田区ホームページ:新空港線「蒲蒲線」整備促進事業】が本気な件

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昨日1月5日のJR山手線新駅の記事で少し触れた「蒲蒲線(かまかません)」。

住吉は以前、9年ほど大田区・蒲田に住んでいたので、その存在は知っていた。「何回も計画が出ては消え・・・」という状況だったのだが、昨日ちょっと調べてみたら、大田区が本気になっている様子が見えたので、紹介しておこう。

大田区から2011年11月17日に発表された、新空港線「蒲蒲線」整備促進事業より。以下引用。

本路線(新空港線「蒲蒲線」)は、京急空港線と東急多摩川線を連絡する路線です。本路線が整備されますと、大田区の東西交通軸の整備や蒲田地区の都市機能の向上が図られるほか、東急東横線沿線や、川崎市、横浜市の内陸部をはじめ、平成24年度に予定されています東急東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運行列車を、東急多摩川線経由で蒲田まで運行することによって、東武東上線及び西武池袋線沿線方面も含めた東京圏西南部地域等からの羽田空港アクセスが飛躍的に向上することが期待されています。(以下略)

↓この地図のA点とB点を結ぶのが「蒲蒲線」だ(拡大されているときは左上のマイナスボタンを押して縮小してね)。


大きな地図で見る

蒲蒲線のWikipediaはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%B2%E8%92%B2%E7%B7%9A

東急多摩川線の蒲田一つ手前の「矢口渡駅」から地下化を進め、蒲田駅は完全地下化(池上線も地下化する説もあり)。その先に京急線と接続する「南蒲田駅」を新設。大鳥居駅で、京急羽田空港線と接続、というルートとのこと。

東急と京急では、軌間(レール幅)が違うのが課題だね。

多摩川線(旧目蒲線)は、矢口渡から環八道路を渡る付近が風情のある光景なので、これが消えるのは寂しいね・・・。ってまだ本決まりな訳ではないか(笑)。

地方出張時は、渋谷から羽田空港によく行くので、JR+京急より早くなるなら使ってみたいな「蒲蒲線」。

[ニュース雑感]YOMIURI ONLINE2012年1月4日~山手線、40年ぶりに新駅…品川―田町間

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YOMIURI ONLINE2012年1月4日~山手線、40年ぶりに新駅…品川―田町間より。以下引用。

JR東日本が山手線の品川―田町駅間(東京都港区)で、約40年ぶりに新駅を建設することがわかった。2013年度に新駅を含む周辺の再開発工事の着工を目指す。(略)新駅が予定されているのは、両駅間の港区港南、芝浦付近で、品川駅の北側約1キロの地点。両駅間は2・2キロと山手線の駅間で最も長い。新駅には並走する京浜東北線も停車する計画だ。

おお、東京都内の鉄道計画は、東急蒲田駅-京急蒲田駅の「蒲蒲線」が最後か、と思っていたので、このニュースは少し驚き。

↓緑色矢印付近に、新駅が出来る模様。


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車両基地「田町車両センター」の跡地を利用して、新駅の設置と共に、大規模な商業施設が作られるとのこと。国の「国際戦略総合特区」に指定された再開発となるらしい。JASIPAの定期交流会でいつも利用している「センチュリー三田」ビルのそばだね、どんな施設が出来るのか、楽しみ。

あと、もう一つ記事内で興味深かったのが、JR東日本が「宇都宮線(東北線)、常磐線、高崎線を東京駅まで延伸し東海道線と直通運転する」という計画を持っていること。2013年度中に完成予定とのこと。

なるほど、地価の高い首都圏に車両基地を置くより、商業施設化したほうが利益を生み出せる、と判断したわけだ(各路線を直通化することで地方の車両基地を利用できるようになる)。

新駅名予想:「国際港南駅」、ベタにいくと「泉岳寺駅」

いかがでしょう?

[ニュース雑感]東京新聞2011年12月27日朝刊~整備新幹線 3区間着工方針決定(東京-札幌5時間1分!)

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東京新聞2011年12月27日朝刊~整備新幹線 3区間着工方針決定より。いろいろな新聞が記事にしていたが、図解している東京新聞が一番わかりやすかったので引用。図解は上記リンクをクリックしてね。

政府は二十六日、整備新幹線の未着工三区間の建設に着手する方針を決めた。(略)開業時期と事業費は、北海道の新函館-札幌が三五年度末ごろで一兆六千七百億円、北陸の金沢-敦賀が二五年度末ごろで一兆一千三百億円とした。(以下略)

今日の日経新聞にも載っていたけれど、東京―札幌間が新幹線で5時間1分になるとこと。この記事読んだとき、「5時間かあ~すごいけど微妙」と思ったのが正直なところ。

試しに飛行機を利用した場合を調べてみたところ、

渋谷09:14出発→品川経由、羽田空港発10:30→新千歳空港12:05着→札幌駅着13:10

と、約4時間。やはり微妙なところだね~。

ちなみに、北海道新幹線のWikipediaによると、北海道経済連合会の試算で東京-札幌間を3時間57分で結ぶという説もある。

下記に、3区間の着工状況をまとめてみた。

区間名 開業予定日 所用時間 事業費
北海道新幹線(新函館―札幌) 2035年度 東京―札幌5時間1分 1兆6700億円
北陸新幹線(金沢―敦賀[つるが]) 2025年度 東京―敦賀3時間8分 1兆1300億円
九州新幹線(諫早[いさはや]―長崎) 2022年度 博多―長崎1時間20分 2100億円

札幌までの開業は、あと24年。遠いね~。しかし、青森県民が青森新幹線開通を長年待っていたように、札幌の人も祈願しているに違いない。

ちなみに、新青森以北へつながる新函館駅へ向けた北海道新幹線は、2015年開業。実質あと3年! それより早く、長野以西につながる金沢駅へ向けた北陸新幹線は、2014年開業。もうすぐだあ~楽しみだね! 下記も参照してね。

区間名 開業予定日 所用時間
北陸新幹線(長野-上越) 2014年度 東京―上越1時間50分
北陸新幹線(長野-富山) 2014年度 東京―富山2時間10分
北陸新幹線(長野-金沢) 2014年度 東京―金沢2時間30分(2時間25分という説も有)
北海道新幹線(新青森-新函館) 2015年度 東京―新函館4時間弱

[ニュース雑感]WIRED.jp2011年12月9日~任天堂の宮本茂氏「引退」を語る

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WIRED.jp2011年12月9日~任天堂の宮本茂氏「引退」を語る|より。以下引用。

カリフォルニア州レッドウッドシティ発――『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』を生み出した宮本茂氏(59歳)は、Wired.comに対し、任天堂の現在のポジションから身を引いて、しかし任天堂にはとどまり、もっと規模の小さい個人のプロジェクトに取り組むと語った。

理由として、現在のチームが十分育ってきたこと、5年かけて作るゲームではなくもっとコンパクトなものを作りたいこと、とのこと。

確かに、記事でも登場していた『ドンキーコング』(1981年)にくらべると、現在のゲームはものすごい人数と工数で作っているからね。

ゲームセンターにドンキーコングが登場したり、ファミコンでスーパーマリオをプレイしたときの衝撃は、今でも覚えているなあ。スーパーマリオのときはすでに名前知っていたけど、プレイしながら「宮本氏すごい」とうなった記憶がある。

最近住吉はまったくゲームしなくなったけど、宮本氏のコンパクトゲームは遊んでみたいな。

↓愛を込めて初代ドンキーコング・アーケード版のプレイ動画。

[ニュース雑感]DESIGN ASSOCIATION 2011/11/30~藤本壮介氏が台湾タワー・コンペで優勝(独創的タワー建築)

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DESIGN ASSOCIATION 2011/11/30~藤本壮介氏が台湾タワー・コンペで優勝より。以下引用。

台中市のための台湾タワー国際設計競技において、台湾のFei & Cheng Associatesとの恊働による藤本壮介建築設計事務所のプロポーザル「21st Century Oasis」が最優秀賞を獲得しました。台湾のバニヤン樹の幹に由来するこの華麗な構造システムは、落葉性の葉の茂る覆いの下方に移ろうようなまだらで上品な光を生み出す半屋内外空間を形成します。

↓画像のインパクトが強いので引用させて頂いた、これすごくないですか!(他画像は上記リンクで見られる)

「21世紀オアシス」をコンセプトにしたこのタワー、屋上には空中庭園があり、多数装備されたLED証明でイルミネーションが表現できるとのこと。東京スカイツリーのイルミネーションもすごそうだけど、面で表現できる台湾タワーは迫力ありそうだね。

エッフェル塔にはじまったタワーの概念が変わりそうなこの建築物、完成したら見に行きたいなあ。完成は2017年予定とのこと。